僕の腕の中で眠る君
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リョーマ君は僕の腕の中にいる。

休日の午後、彼は僕の部屋でテニス雑誌を見ながらダラダラしていた。

じゃれ付くように僕の腕を背もたれに座っているのだ。

二人がけのソファーも狭いからと重なって座ることを了承させた。

読んでいる雑誌はリョーマ君の為に特別に取り寄せているものだ。

その事実を、彼は知らないけどね・・・

だって、僕の気持ちが不埒なものだと知ったら、きっと彼は逃げていっちゃうから・・・

小心者と言われようと、僕は彼との関係を壊したくないんだ。

努力の甲斐あって、今ではリョーマくんは僕の腕の中で眠ってくれる。

首筋に顔を埋めても大人しくしてくれる。

まぁ、彼にしてみれば、兄が弟にじゃれているんだと思っているようだけどね。

そんなことをする兄弟なんて、そうそういやし無いのに、

一人っ子のリョーマ君にはわからないのだろう。

僕には好都合だけどね。

だって、僕は彼を自分のモノにしたいんだから。

彼を喘がせ、彼の体に己をぶち込みたいのだから・・・

このことを知ったら、リョーマ君はどんな顔をするのかな?

それを言った時の彼の表情を思い浮かべると僕の体は自ずと熱くなる。

その日を夢見て、リョーマ君の居心地いい環境を作ってきた。

そして、今、リョーマ君は僕の腕の中にいる。

先程まで熱心に読んでいた雑誌は彼の手から落ちていた。

スースーと可愛らしい寝息を立てている。

僕の胸にかかった重みが心地いい。

彼の首筋に唇を這わせ、少し強く吸ってみた。

「んっ・・・」

リョーマ君は小さく声を上げただけで、ぐっすりと眠っている。

僕の心臓の音が一気に加速した。

家には誰もいなかった。夜遅くまで帰らないこともわかっている。

今日を逃す手はない・・・

頭の奥で誰かが囁いている。

僕は彼の頬をぺろりと舐め、そのまま舌を尖らせてツンツンと突いてみた。

今度は全く反応が無い。

続いて前開きのシャツのボタンを後ろからはずしていった。

規則正しい寝息は変わらない。

ゆっくりとシャツを腕から引き抜きそれを使って腕を胸の前でを縛った。

リョーマ君は眠ったままだった。

「んん・・・」

小さく呟き、リョーマ君は首を横に倒した為、僕の胸に唇を押しつける結果になった。

僕の中で塞き止めていた感情が弾けるのがわかった。






リョーマ君の泣き叫ぶ声を遠くで聞きながら、僕は己をねじ込んでいた。

彼の悲鳴さえ喘ぎ声にしか聞こえなかった。

僕は面白いように反応し、彼が失神してもなお、彼を陵辱し続けた。

彼のアナルから大量の精液が伝い漏れてこようと、構わず己を突きたてた。

今、手加減すれば、リョーマ君が遠くにいってしまいそうだったから・・・

彼が正気を失う頃、僕は思い立ってデジタルカメラを手に取った。

それから、僕は狂ったように結合部やリョーマ君の乱れる姿をカメラにおさめた。

僕はリョーマ君をなんとしてでも手に入れたい。

今はその途中段階・・・

彼は今僕の腕の中で眠っている。

体中に赤い鬱血と乾き始めたねっとりとした精液を浴びたまま・・・






2004.06.13.


久しぶりのSS!!リハビリSSでございます☆また、ぼちぼち書いて行きたいと思いますので宜しければ見てやってくださいね〜☆